top of page
IMG_20191104_112311.jpg

GET TO KNOW

私たちが日々飲むコーヒーは世界のあちこちで、沢山の人の手によって作られています。
私たちアドルフォコーヒーの故郷は南米のグアテマラのアンティグア。
世界の反対側にある小さな国の小さな街です。
​まずは「知る」ことから始めませんか。

guatemala-4626550.jpg

Guatemala

グアテマラ共和国は、メキシコの隣に位置する中南米の国。​標高が高く年中温暖な気候の為、常春の群れと呼ばれています。日本と同じく火山国で温泉もたくさん。
マヤ文明が栄えた国として知られており、多くの先住民が現在も独自の民族衣装を着用しています。
北海道と四国を合わせた広さよりほんの少し大きい面積、人口は1,711万人(2021年世界銀行推定)と日本と比べても小さな国です。

 

Antigua

過去にタイムスリップしたかのような街アンティグア。

アンティグアは首都のグアテマラシティから車で一時間ほど内陸に入ったところ、街自体が世界遺産に登録されている観光客にも人気の小さな都市です。​

グアテマラで初めてコーヒーを栽培された地区であり、その雨季/乾季のメリハリや夜にぐっと冷え込む気候、そして火山に囲まれた石灰質土壌から良質なコーヒー豆が取れることで世界的に有名な場所です。

19.jpg

Beans in Guatemala

コーヒー豆の生産で有名なグアテマラをデータからご紹介。

01

FEATURE

12万5000家族以上が生産者、50万人以上がコーヒー豆のビジネスに関わっています。

コーヒー生産量は世界10位の年間226,700t(※2021年FAOより)

03

PRODUCTION

​グアテマラ国内のコーヒー産業全体を見ると生産者の96%が小規模農家(生産量20トン以下)と言われています。毎年50万人以上の雇用を創出し、輸出農業産品でベスト3に入る重要な農産品の1つです。

02

HISTORY

グアテマラのコーヒーは1700年代に修道士によりコーヒーの木が持ち込まれたのが始まりです。

1960年にグアテマラのコーヒー協会ANACAFE(アナカフェ)が設立されました。

04

CHARACTEUR

グアテマラの特徴は火山や異なる地形・土壌によるミクロクリマがコーヒーの味わいに影響を与えています。大きくコーヒー生産地は8つの地域に分かれ、地域によって異なるフレーバーのコーヒーを楽しむことができます。

Let's talk about 'Value Chain' 

グアテマラにおけるコーヒー豆産業のバリューチェーンは大きく下記のようなカテゴリーに分かれています。

生産者の割合は小規模農家が多く96.82%で主にコーヒーの果実を収穫し、中規模農園や大規模農園に販売しているのが現状です。

Education

出典:コーヒー栽培のバリューチェーン強化の重要性JICA    2020年2月

生産量の割合から比較すると中規模・大規模農園の3.18%がグアテマラコーヒーの約56%のコーヒーを生産していることが円グラフから読み取れます。小規模農家は基本的にコーヒー果実の販売が中心となり、買取り価格も基本的にNY市場の価格を参考にして、熟した果実を収穫しても販売価格に大きな差がないのが現状。

 

また熟した果実の収穫まで待っていると盗まれるリスクもあるため、多くの小規模農家は品質より早く販売することを重視してしまいます。コーヒー産業は仲介業者を多く挟み、ウェットミルやドライミルは生産量に応じて、大きな投資が必要不可欠になります。

 

実際は中規模農園や大規模農園がウェットミルやドライミル、輸出ライセンスを所有しており、小規模農家は中規模農園や大規模農園に販売するか、施設をレンタルして、コーヒー生産を行っているのが現状。コーヒー生産の構造は図のようにピラミッド型になっていて、最終的な利益の仕組みはより大規模農園が得る仕組みに。

​私たちに出来ること、それがまずこの現状を「知る」こと、そして私たちアドルフォコーヒーと共に未来を「創造」すること。

bottom of page